ミト読書会 blog

好きな本を持ち寄って紹介するだけのゆる~い読書会です

【開催レポート】Clubhouse読書会の報告と今後について

はじめに

 

facebookTwitterでは小さく告知していましたが、2月18日の12~13時に、音声SNSのClubhouse上で読書会を開催しました!(Clubhouseの説明は他に譲ります)

その開催報告と、Clubhouse読書会の今後について考えていることを書きました。

興味があればご覧くださいませ。

 

目次

 

開催報告 

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Clubhouse読書会

 主催の私を含めて、参加者は4名。今回の紹介本のテーマは『自分を表す一冊』でした。

 

紹介された本はこちらです。

くちぶえ番長

・都市と野生の思考

・世界の郷土料理事典

・ロボット

 

参加者自身の情報量の多さに加えてそれぞれの本の紹介もあり、とても1時間では回収しきれない盛り上がりを見せた読書会となりました!

 

開催の経緯

 

今回は実験的にということで開催したので、その経緯と開催してみて気づいた点や今後の方針などをまとめておこうと思います。

 

今回の開催の経緯については、Twitterに一連のツイートを上げております。

https://twitter.com/mito_dokusyokai/status/1359830130625896452?s=20

 

ちなみに、Twitterでは言及していませんが、私がミト読書会の活動を広めようとしている大元の理由は、「自分の人生と地域のために、自分が楽しめる範囲でミト読書会の価値を高めたい」と考えているからです。

 

さてClubhouse読書会の話に戻しますが、上記のツイートをまとめますと、「Clubhouseなら、リアルに繋がる場所としてのオンライン読書会が出来るのではないか」と考えため、今回の開催を計画したということです。

 

リアルに繋がるパターンとしては、仮説として

 Ⅰ.読書会体験としての場

 Ⅱ.ミト読書会の広報としての場

 Ⅲ.リアル読書会の実況中継の場

の3つを考えていました。

 

結論

 

結論を先に申し上げると、

「Clubhouseでオンライン読書会の活動を継続するのはまだ早い」です。

以下に、やってみて分かったことを挙げながらその理由を書いていきます。

 

やってみて分かったこと

 

大きくは3つあります。

 

スピーカーのフォロワー数に大きく依存する

これは予想できていたことでしたが、

TwitterYouTubeのように、視聴者側からClubhouseアプリ内の検索でルームの情報に到達できない。

・現状だと、ルームの視聴者数に最も影響を与えるのはスピーカーのフォロワー数。

・少なくとも、多くのフォロワーを持つ人がルームに居続けないとその存在が拡散されない。

という点で、現状ではミト読書会を広報する目的に対しては厳しいと考えます。

 

気軽に覗きづらい問題

・著名人の開設しているルームと違って視聴者が少ないため、”その他大勢”として気軽に覗き見する感覚になれない。

視聴者の顔も見えることが、思いのほか大きなネックになってしまいそうな雰囲気でした。(ルームのタイトルの付け方で多少改善できる余地はある)

 

読書会の質が高いと敷居も上がってしまう

これは致し方ないところもありますが、今回のように登壇者の会話の応酬が良ければ良いほど、敷居が高いと思ってしまう方も居るだろうと思いました。「最も低い敷居」を目指しているミト読書会の理念からは遠ざかる可能性もあります。

リアル読書会とはどうしても雰囲気は違ってくるため、Clubhouseでの読書会体験をリアル読書会に上手く繋げるにはもう少し工夫が必要かもしれないです。

 

今後私が取り組んでいくこと

 

今後、Clubhouse内で例えば定期的にオンライン読書会を開催するなどしても、現状ではほぼリアル読書会に繋がらない結果となりそうです。ただ、開催すれば非常に充実したものにはできそうですし、将来の可能性は感じました。

まず今は、茨城県関係のフォロワーを少しずつ増やしていこうと思います。リアルの場とTwitterなどの他のSNSで、Clubhouseアカウントの存在を地道に伝えていきます。

手始めにミト読書会Twitterアカウントと私のClubhouseのアカウントのプロフィールは少し変更しました。

 

リアル読書会の実況中継については、現状まだ行う可能性はありますが、これは私のフォロワーがそれを行うに見合う数になったと思ってから検討します。

また実況中継を行うにあたっては、毎回参加者への同意をどのように取るかも考えなくてはなりません。(そのタイミングにより実況中継を事前に告知できるかどうかも変わってしまう)

 

今後は、茨城で読書会に興味がある人に直接会った際に、その方を含めて3人以上を集められる状況が作れれば、また今回のようにClubhouseで単発の読書会を開催しようと思います。

今回自分がオンラインでも無事にファシリテーターを務められることが分かったのは良かったです。

 

まとめ的な雑感

 

Clubhouseは情報収集として聴く使い方も良いのですが、やっぱり自分が何かしら発信したり、繋がりを作ったりする側に回らないと勿体ないと感じています。ログが残らないことは、思いつきでも中途半端でも勢いでも、チャレンジがしやすいということでもありますよね。

 

これまでTwitter(文字)→Instagram(写真)とほぼ10年ごとにメジャーSNSが生み出されていて、次の10年はClubhouse(音声)なのでは?という記事を見ました。ログやコメントを残させないスタイルやAndroidやブラウザに対応していない所から、私としてはClubhouse自身がそもそも規模の面で前者2つと並び立とうとは思っていないような気もします。

今のところ非常に面白いSNSだと思っていますので、積極的に付き合っていきたいです。個人的には今後のマネタイズがどうなるかも注目して使っていこうと思います。